安江八幡宮・金沢水天宮

神社について

由緒


御祭神

安江八幡宮誉田別尊(応神天皇)・気長足姫尊(神功皇后)、玉依姫尊
水天宮天御中主神・安徳天皇
配神天照皇大神・大国主神・蛭児神

安江八幡宮の御祭神は、古代の日本の文化に偉大な功績のあった誉田別尊(応神天皇)と気長足姫尊(神功皇后)と玉依姫命を祀っている。また、相殿には天地創造の神である、天御中主神を始めとして、日本人の大祖先である天照大神、国土経営に大功あった大国主神を祀って、今から約1000有余年前の天慶2年(939・平安)に鎮座になったこの地の名社である。

藩政時代には前田加賀藩主や大聖寺藩主に崇敬されて、火防や病気平癒を祈られ、また社殿の修繕および祭器具を寄進されている。神社のある此花町は以前安江鍛冶町と称して、多くの刀鍛冶のいたところである。有名な泰平・兼若もここにいた。これら刀鍛冶が水火の伝授(刀剣製作時の火と水の加減のこと)を必ず神社でおこなったことから、今でも俗に「鍛冶八幡さん」と称している。

以前は武蔵・高岡町下藪内(名栄町・石屋小路・高岡町下藪内)にまたがる広大な境内を有していたが、慶長年間(1596~1615)に現在の地へ移転した。